倉とアンティークと私 その4

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遂に迎えた、オープンの日。ちょうど一年まえの明日です。
この日から毎日かぶった帽子は、今ではかなりの年季入り。

3日後には、市丸くんの妹のしずくちゃんが生まれました。ファクトリーとしずくちゃんは同級生です。


オープンしてすぐに素敵な出会いがありました。この時期にオープンした大須のアクセサリーショップ” sipka “の西川さんです。ファクトリーにとって本格的な内装をお手伝いさせていただけた初めてのお店です。
sipka
その後も西川さんには本当にお世話になっています。



オープンから一ヶ月ちょっと、少し落ち着いた事もあり、那須の黒磯に家族でいきました。ヒストリーでお取り扱いのあるブランド” eatable of many orders “のインスタレーションを見るために訪れた黒磯では、shozo cafeやtamiser kuroisoなどの素晴らしいお店を見る事ができました。
eatable of many orders

9月の買い付けの荷物が届いたファクトリーは、今の形にかなり近い状態になり、本格的に始動し始めました。

年が変わり、2月には姉妹店のstore in historyのリニューアルをファクトリーとしてお手伝いしました。


3月になり、少し暖かくなってきた頃、初めてカナダにも行きました。


カナダには古い街並みや家具などが多く残っていて、アメリカとは少し違う、素朴で暖かい生活を感じる事ができました。その買い付けの間に、あの震災が日本に起きてしまいました。買い付けの途中で知った僕は、今まで経験した事のない不安ややりきれなさを感じた事を覚えています。

そんな気持ちをいだいたまま帰国した我が家には、シマオ君という仲間が増えていました。身近な存在、あたりまえの日常を、とても大切に感じるようになりました。
春になり、自宅の周りにはいつもの様に満開の桜が咲いていました。